今回は、会社員のかたわら、ブロガー兼ライターとしても活躍するはせおやさいさんにお話を伺いました。会社員の経歴では、大小さまざまな規模の会社勤めを経験。そのなかで多くの人と触れ合い、今のキャリアにつながっていると言います。
社会人の先輩たちはどのようにまわりの言葉を吸収してキャリアに生かしていっているのでしょうか。明日からの働き方が変わるかもしれません。
Q.)はせさんがご自身のキャリア観において大事にされている軸に影響を与えた上司や先輩、あるいは同僚に言われたひと言について教えてください。
“素直であること。謙虚であること”
素直であれば知らないことから学ぶ姿勢が持てるし、謙虚であれば知っていることへの学びをさらに深めることができる。この2つを心がければ、周りの人はいつまでもあなたを助けてくれるし、あなたも成長し続けられるだろう、と言われました。
Q.)このひと言をもらう前のはせさんはどんな状態だったんでしょうか?
当時、自分ひとりがどんなに頑張っても、それだけでは事業の成長は維持できないし、成長スピードにも限度があり、伸び悩みを感じていました。そんな頃に、上司から「あなたは自分の中にある本当にいいところを生かしきれていない」と指摘され、前述の言葉をもらいました。
Q.)そのひと言がはせさんのキャリア観にどんな影響を与えたのでしょうか。
Q.)それによりその後の行動や思考がどう変化し、はせさんのキャリアにつながっていったのでしょうか。
また誰かに指摘を受けたり批判を受けても、謙虚に「この人はわざわざ私のために時間を割いてくれたのだな」と思って受け止められるようになりました。
仕事をするうえで、他者との関わりは避けにくいものですが、もともとは苦手だった他者への接し方のスタンスが、フラットになりました。自分も他人の良いところに気づきやすくなりましたし、逆に人から頼られたりすることも増えました。その後、転職を重ねていく際にもこのとき作った人のつながりに助けられ、自分のキャリアを積み重ねることができたのだと思っています。
お話を伺った方