152万人が支持するバイリンガール・吉田ちかさんに学ぶ英語学習のコツ【気になるあの人のオススメ】

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気になるあの人に自分らしい生き方の参考になる、人生がちょっとプラスになるモノコトについて伺うコーナー「気になるあの人のオススメ」。今回は『バイリンガール』としてYouTubeでの英語学習チャンネルを立ち上げ、152万人ものチャンネル登録者数をほこる吉田ちかさんにインタビュー。なかなか英語が上達できないと悩む若手ビジネスマンに向けて、吉田さんがオススメする英語学習のやり方などを伺いました。

プロフィール

YouTube動画クリエイター。2011年にYouTubeにて英語学習コンテンツ「バイリンガール英会話」を開設し、チャンネル登録者数は152万人。(2021年2月時点)小学校1年生でアメリカ・シアトルに渡米。ワシントン大学・ビジネススクールを卒業後、帰国して大手コンサルティング会社に就職し、金融機関のシステム関連プロジェクトに従事する傍ら、銀座にてネイルサロンを経営。2011年よりYouTube投稿を開始し、2014年からは「Chika’s Japanagos Channel」を開設。世界に日本文化を発信している。

YouTubeでの活動を始めたきっかけは何ですか?

友人向けに英会話のレッスン動画をアップロードしたのがきっかけです。YouTuberになる前はコンサル会社で働いていて、ブログで日本とアメリカの違いについて発信していました。次に来るのは動画かなと思って、初めてYouTubeでレッスン動画を公開したのが10年前の2011年です。当時はチャンネルという概念もなく、動画を上げるサーバーとして使っていて、動画のURLをFacebookでシェアしていました。

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今の生き方や考え方に影響した、ターニングポイントはどんなことですか?

会社を辞めて、独立したことです。動画制作を始めた当時、何本か動画をアップしていると視聴者がじわじわ増えていって、数百人にまで伸びていきました。YouTuberという言葉もなかった時代なので、知らない人がたくさん見ていることにびっくりしましたね。会社という大きな組織では自分の価値がいまいち分からなかったのですが、YouTubeは「私の動画を見たいと思ってくれている」という感覚があり楽しくて、2013年に会社を辞めて動画クリエイターになりました。

独立した当時、大きな不安や葛藤はありませんでした。というのも、いきなり新しい道に踏み出したのではなく、準備期間を設けて土台を作ってからチャレンジしたからです。

動画投稿を始めてから2年間は会社員を続けながらYouTubeでも活動して、いろいろなところから取材やお仕事をいただけるようになってから独立したんです。継続して実績と実力をつけて「これなら大丈夫だ」と思えた時に一歩踏み出すといいと思います。

多少の不安は「もしダメでも、この経験を生かして何かできるだろう」と思って踏ん切りをつけました。「絶対に今の経験を無駄にしないぞ」という意識さえあれば、前向きに取り組めますから。

キャリアアップのために英語に興味を持つ二十代のビジネスパーソンに向けて、英語とうまく向き合う方法を教えてください。

英語に限らずすべてに言えることですが「やらなきゃ」と思うと気が重くなるので、チャレンジの入り口を「好きなこと」にするのがオススメです。Netflixで好きな海外ドラマや映画を探して、英語で何度も繰り返し観たり、好きな料理のレシピを海外のサイトで探してみたり……今はネットで調べれば海外の情報にも簡単にアクセスできるので、英語で好きなコンテンツに触れてみるのが楽しいんじゃないでしょうか。

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例えば、この動画はアメリカのチーズケーキ・ファクトリーでおいしいケーキをオーダーして食べる様子をシェアしたものです。チーズケーキ好きなら「いつか行ってみたいな」と思って楽しめますよね。自分が好きなもの、興味を持てるものを探すことから始めてみてください。

英語の学習に取り組んでもなかなか上達できない二十代に向けて、アドバイスをください。

やっぱり楽しく学ばないとモチベーションを維持できないと思うので、行き詰まったらエンタメを交えてみてください。夫も英語の勉強を続けるのが難しいみたいで、好きな洋画のセリフを再現する形で英語学習に取り組みました。ネイティブスピーカーの英語に触れられますし、ヒアリングとスピーキングの両方を実践できます。

好きな洋画で学習する時のポイントは、友人に手伝ってもらうこと。まずディクテーション(英語の書き取り)でヒアリングと文法のチェックをし、読み合わせで発音と口語のチェックをします。最後に英語を聴きながら真似して発音するシャドーイングで、発音や英語のリズム、音の強弱、イントネーションを再チェックし、ネイティブスピーカーの英語に近づけていきます。自分だけだと限界があるので、友人にアドバイスしてもらいながらやってみてください。

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夫とは『タイタニック』の名シーンに挑戦したのですが……夫の”レオ様”演技に私が笑い過ぎてしまって、シーンを変更しました(笑)

終わった後は「何回も同じセリフを耳に入れることで、聞き取る能力が上がる」と言ってましたね。洋画はもちろん、海外ドラマのセリフを再現するのもおすすめです。友人や家族と一緒に『フルハウス』の再現をしたら楽しいと思いますよ!

吉田さんの現在2歳のお子さんは英語と日本語を話せるとのことですが、大人にも共通する英語の教え方があれば教えてください。

娘は ①発見する→②言ってみる→③慣れる→④覚える という順番で英語を学んでいます。

口癖は「なんこれ?(何これ)」で、「何?」「だれ?」「どれ?」とたくさん質問しながら吸収しているんです。大人は分かったふりをしがちですが、恥ずかしがらずにどんどん聞いて、何度も話して慣れることで英語が体に沁みついていきます。

最後の「覚える」は自分の世界に新しい知識をつなげていく段階で、長期記憶につなげる重要なステップです。ある時、娘に「なんこれ?」と聞かれて「緑のストーンだよ」と答えたら「ああ!」と言って宝箱から別の石を持ってきて「ストーン!」とかざしたんです。大人でも何か新しい英単語をインプットしたら、それを目にした時に脳内で英単語を再生するといったアウトプットを重ねることで、学んだ知識が血肉になると思いますよ。

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多くの動画を制作されている吉田さん。年々動画の内容も幅広くなっています。当初の内容からの変化と今後について教えてください。

「英語」という軸は変わっていませんが、子どもが生まれてから「子どもの英語教育について発信したい」という気持ちが強くなりました。というのも、英語教育に悩んでいる方からの相談が多いからです。私自身も子育てしていて「どうしたら英語が自然に学べるかな?」と考える機会が増え、どんなコンテンツを出せば力になれるか日々考えています。気軽に英語に触れられるアプリを作るなどして、悩みを解決するツールを作りたいですね。

ちょうど視聴者の方と深く交流するコミュニティアプリ「C-place」を5月に一般公開したので、このアプリを通じてみなさんの生の声をたくさん聞いて、お互いにコミュニケーションしながらよりよいコンテンツ作りに注力していきたいです!

仕事の告知・宣伝があればどうぞ!

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取材・文/秋カヲリ

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